01 制度のしくみ
年金制度の全体像

国の年金制度は社会全体で老後を支えます

  • 国が運営する年金制度は、「老齢」になったとき、あるいは「死亡」、「障害」といった万一のときに備えて、国民が保険料を出し合い社会全体で備えるしくみです。
  • 日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人は「国民年金」に加入し、さらに民間企業で働く人は「厚生年金保険」にも加入しています。この2階建ての年金制度は国が運営する年金制度(公的年金制度)で、高齢期の所得保障の中心となります。
  • 受給資格を満たした人は、年金が受けられる年齢になると、国民年金からは「老齢基礎年金」、厚生年金保険から「老齢厚生年金」をそれぞれ受けます。

国から受けられる年金の種類

国から受けられる年金の種類

企業年金は老後の所得を補完し、充実した生活を支えます

  • 企業年金制度は、フタバ産業(株)で働く社員( 退職金制度の対象者) の将来にわたる生活の安定を図ることを目的として運営されています。
  • フタバ産業企業年金基金の加入者である皆さまは、受給資格を満たすと、公的年金に加えて、基金から年金または一時金が受けられます。
  • また、フタバ産業企業年金基金から受ける給付( 年金・一時金) は、すべて会社の負担により賄われています。このため、基金に加入している皆さまの負担はありません。

年金制度の全体像

年金制度の全体像

基金には入社から退職まで加入します

  • フタバ産業企業年金基金に加入できるのは、フタバ産業(株)に使用される60歳未満の厚生年金保険の被保険者の人(以下、「社員」)です。
  • 加入資格は、基金のフタバ産業(株)に使用されるに至った日(当該使用されるに至った日において社員でない場合にあっては社員となった日)に取得し、次のいずれかに該当するに至った日に喪失します。
    1. (1)死亡したとき
    2. (2)フタバ産業(株)に使用されなくなったとき
    3. (3)社員でなくなったとき
    4. (4)社員が使用される事業所が、フタバ産業(株)でなくなったとき
    5. (5)社員が60歳に到達したとき
  • 加入者期間は、加入者の資格を取得した日の属する月から加入者の資格を喪失した日の属する月の前月までの期間とします。
  • 加入者の資格を喪失した後に、再びこの基金の加入者の資格を取得した人(以下、「再加入者」)については、再加入者となる前の加入者期間にかかる給付が支給された場合を除き、前後の加入者期間を合算します。